気になるメンタル症状

悩む成人女性

週末になると無気力、そんな状態には注意

休日になると体調が悪くなったり無気力になったりして、何もせず家の中でただ無為に過ごしてしまう、そんな方が意外と多いようです。平日は忙しくしている方の場合、肉体的に疲れているせいだろうと軽く見過ごしがちですが、むしろ日常生活が普通に過ごせている方こそ、注意すべき状態なのです。なぜなら、この休日何もできない状態は、気づかないうちにメンタルの疾患が進行している可能性もあるからです。平日の環境に変化がないにも関わらず、休日何もできない・無気力で寝たきりのときもある、などというのであれば、早めに心療内科などを受診してみるのもおすすめです。クリニックではじっくり症状を聞いて、適切な処方を施してくれます。いつからその状態になったのか、その前後に何か精神的ダメージを受けるようなことがなかったか、ライフスタイルや仕事量の変化などもチェックしてくれるでしょうから、受診前に整理しておくことをおすすめします。話をすることで自分では気づかなかった原因などが明らかになる場合もありますので、軽い気持ちで受診してみると良いでしょう。

休日何もできないという状態になると、部屋が散らかる・洗濯物が片付かない・趣味が楽しめないなどさまざまな変化が生じます。ただ、この変化は通学や就労などには影響を及ぼすことが少ないため、放置しがちになりやすいものです。しかし、休日何もできないという週末限定で無気力になるのは、「週末うつ」の可能性があるともいわれています。平日は普通に生活が送れていて特に精神不安定や問題を抱えていなければ、確かに週末うつという状態だともいえます。一般的なうつ病の場合は日常生活全てにおいてパフォーマンスが低下し、しいては勉学や就労にも支障をきたすこともありますので、一見すると週末うつは一般的なうつとは違うようにも感じるでしょう。ところが、週末の無気力は進行すると「学校や会社に行きたくない」「行けない」、主婦の方であれば「家事がしたくない」「できない」といった、明らかに週末限定でない深刻な無気力状態に移行する可能性があります。つまり違うものと認識していた「週末うつ」は本格的な「うつ病の初期症状」だったというケースもあるのです。悪化を防ぐためには、日頃のストレスを溜めないように注意し、状態が明らかに以前と違ってきた場合は放置せずに専門家に相談するようにしましょう。